新着順:7416/14036 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

RE:コンデンサの極性について

 投稿者:ぺるけ  投稿日:2012年11月24日(土)13時11分3秒
  通報 編集済
  3.3μFと33μFの極性のことですね。
この2個のコンデンサはともに極性を揃えてあり、+側がGNDになるようにしてあります。

P17の表2-2を見ていただきたいのですが、OPアンプのバイアスには3種類あって、OPA2134のようにバイアス電流がほとんどゼロのもの。これつけた時は上記2個のコンデンサには電圧がかかりません。

NJM2114のように吸い込み方向にバイアス電流が流れるOPアンプでは、バイアス電流(NJM2114の場合約0.5μA)がOPアンプに向かって流れますので、2個のコンデンサのOPアンプにつながった側はGNDに対してマイナスになります。その大きさは、-0.5μA×47kΩ=-23.5mVです。この電圧を揃えるために、OPアンプの+端子側の抵抗と-端子側の負帰還抵抗ともに47kΩと同じ値にしてあります。コンデンサの極性はこの場合に合わせてあります。

NJM4556Aのように吐き出し方向にバイアス電流が流れるOPアンプでは、バイアス電流(NJM4556Aの場合約-0.05μA)が逆方向に流れますので上記と逆のことが起こります。その大きさは、0.05μA×47kΩ=2.35mVですので吸い込みタイプの1/10程度しかありません。
吸い込みタイプと吐き出しタイプではコンデンサにかかる電圧が入れ替わるので、厳密なことを言うと、コンデンサの向きは変更するのが正しい回路です。あるいは、無極性コンデンサを使うか、2個のアルミ電解コンデンサを互いに反対向きにつないで無極性化するのがスジでしょう。
しかし、吐き出しタイプの電流値が非常に小さいので、逆電圧がかかったとしてもたかだか数mVなので、吸い込みタイプに合わせることで割り切りました。

というめんどくさい話は本には書きませんでした。すいません。
 
》記事一覧表示

新着順:7416/14036 《前のページ | 次のページ》
/14036