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無帰還BTLのDF値

 投稿者:尾辻 秀章  投稿日:2018年 1月18日(木)22時14分15秒
  flip-flop さんへ
  尾辻より
 8パラのSEPPは選択肢にありませんでした。
 この5ヵ月ほどはこのアンプに掛かりっきりでしたので、暫くはそっとこのまま聴いていたいと思っています。バイアンプ方式については、予めRCA端子を予備に付けていますので、簡単に試せますが、8パラSEPPなら大したことは無いのですが改造が必要ですし・・・。
 完成までの5ヵ月のうち、最もダイナミックに状況が変わったのは、flip-flop さんにご指導頂いたこの1週間でした。熱心にご指導頂いたので、こちらもついていくのが大変でした。と同時に、自らの基本力の無さを痛感しました。理系ではありますが、電子工学をキチンと勉強していませんので、等価回路が分かりません。その他、皆さん方が提示して下さった数値データの計算法も分かりません。一応、SRPPを含めてオリジナルアンプと言っても良いのでしょうが、単なる“寄せ集め”でした。
 残念ながら、対策のどれが効いたのかは分かりません。ただ、お教え頂いたことは全て尽くしたと言う事実のみです。

 実は、妻はピアノを弾き、最近市民オーケストラでチェロを弾いており、耳は肥えています。製作過程の苦労を見ていますので、前のアンプと同じならどうコメントしようかと思っていたそうですが、掛け値無しに音が良くなったと言ってくれました。私もオーディオフェアーでこのスピーカーを聴いていた時とほぼ同じイメージであり、十分に満足しています。

 ありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
 

無帰還BTLのDF値

 投稿者:flip-flop  投稿日:2018年 1月18日(木)21時46分0秒
  尾辻さんのA級BTLアンプ、4Ω負荷ではDFが5程度と低くなるのが気がかり。
(MOSのgmが0.3Aでは0.4S程度なので、0.47Ω含めて4パラSEPPでRo=0.375Ω、BTLでは0.75Ω)

BTLと、8パラのSEPP(DF=20)にした時の音質変化も確認された方が良いでしょう。

PS:
何の対策が効いたのか、検討過程も知りたいところ。
私の対策案は1、はGND強化で音質改善方向ですが、2、は音質劣化方向。(3、は多分変化なし)
 

バイアンプのフィルター

 投稿者:尾辻 秀章  投稿日:2018年 1月18日(木)21時39分39秒
   先日、やっとA級BTLアンプを完成させました。当面はBTLで聴きますが、折をみてバイアンプ方式で低音用と高音用の2台のアンプでスピーカーを鳴らした時にどの様な音になるのか、確認してみたいと思っています。

 ただ、バイアンプ方式についていつも不思議に思っていることがあります。昔のマルチアンプ方式の場合は、ディバイディング・フィルターで高音、中音、低音と分けていましたが、バイアンプではスピーカーのフィルターを使うからと言うことで、ディバイディング・フィルターを使うと言う話は寡聞にして聞いたことがありません。一昔前は高音用のスピーカーは能率が高いので、ローカット・フィルターを使用すれば、高音用アンプは小出力で良いと言われていました。この考え方は、現在のバイワイヤリング対応のスピーカーに対しても言えると思うのですが、如何なものでしょうか?

 もし、2台のメインアンプの前にディバイディング・フィルターを挿入するとしたら、分割周波数はスピーカーの分割周波数と同じで良いのでしょうか?何dB/octの傾斜特性を持たせれば良いのでしょうか?
 

バイアス回路の不調:無事完成!

 投稿者:尾辻 秀章  投稿日:2018年 1月18日(木)21時11分36秒
  flip-flop さんへ    尾辻 秀章より

 ありがとうございました。無事にA級BTLアンプとして完成しました。12AU7 x4 SRPのプリアンプを確認したところ、1箇所キチンと半田付けされていない箇所を見つけて直し、BTLで再生できています。当面はBTLで聴きますが、これで低音用と高音用に分けるバイアンプでの使用も視野に入ってきました。いつかは、どちらの音がよいのか確認したいと思います。
 ノイズも無くなり、音質も良好で、バッチリです!新しく購入したスピーカー共々、溜飲を下げることが出来ました。本当にありがとうございました!
 実際は Sanchez さんがご提案下さったように、半分はBTLを諦めかけていたのですが、flip-flop さんのお陰で40年来の宿願を遂げ、初期の目的を達することが出来ました。29年前に窪田氏が発表された V-FET+MOS-FETの音がどんな物かも分からず、直感的に「これだ!」と感じた私の感性が当たっていたようです。
 ぺるけさんにご指摘頂いたように、決して褒められた工作精度ではありません。部品ももう少し良い物を選択しても良かったのかも知れません。ともかく、取り敢えずは完成できて良かったです。

 この“大人の自由空間”で色々とお教え頂き、感謝に耐えません。本当にありがとうございました。

 次は、ハイレゾに挑戦しますか!
 

対策案2とは

 投稿者:flip-flop  投稿日:2018年 1月18日(木)00時58分57秒
  >> 対策案2の
>> バイアス回路から出力段のゲート配線(黄色)の接続部に1kΩをそれぞれ入れる
>> これは、片側では2本の抵抗で良いという事でしょうか?

そうです。4パラの470/4≒120Ωに1k追加で約10倍の1.1kにするという事。
(実際の駆動インピーダンスは前段フォロワ分が加わるので3倍程度の変化になる)
もっと大きくしてから、どこまで減らせるかを見ても良い。
 

バイアス回路の不調

 投稿者:尾辻 秀章  投稿日:2018年 1月17日(水)23時06分24秒
  flip-flop さんへ   尾辻より

早速のご教示ありがとうございます。私もあちこちの資料から集めて試みるのですが、キチンとした理論が分かっていないので、妙な部分が出てくるのでしょうね。

アースの配線はご指摘のようにしています、

対策案1と3は明日試してみます。
対策案2の
バイアス回路から出力段のゲート配線(黄色)の接続部に1kΩをそれぞれ入れる
これは、片側では2本の抵抗で良いという事でしょうか?それとも、各ヒートシンクに配線するので、片側8本の抵抗になるのでしょうか?
お手数ですが、再度ご教示下さい。よろしくお願いします。
 

RE: バイアス回路の不調

 投稿者:flip-flop  投稿日:2018年 1月17日(水)19時09分11秒
編集済
  入出力に何も繋がずに、両CHの電源を繋ぐだけで発振する(片CHでは安定しているのに)
と言うのが腑に落ちなかったのですが、原因の可能性が一つ見つかりました。

>> バイアス回路のGNDは、プリント基板を固定するビスナットに接続したラグ版
>> 写真2の電解コンデンサーの上には、パワー段前段からのアース線2本

「パワー段前段からのアース」と「バイアス回路のGND」が同じなのか判然としませんが、
尾辻さんの説明を読む限り、信号入力のGNDはシャーシの導通に依存しており、電線では
接続されていないと思えます。
シャーシはヒートシンクを通じて1000pF近い容量で出力と繋がってますから、両CHの電源を
入れるとシャーシに流れる電流で入力のGNDが振られることはありえます。

対策案1:出力GNDと入力端子GNDをそれぞれワイヤで接続する(シャーシ迷走電流の影響を避ける)
     入力端子部のシャーシ接続GNDも切りたいですが、弊害もあるので最後の手段かな。
対策案2:バイアス回路から出力段のゲート配線(黄色)の接続部に1kΩをそれぞれ入れる
   (ゲートにはそれぞれ470Ωが入っているが、カットオフが10MHz近くで高いので1MHz程度に下げる)
対策案3:Zobelの0.033uFを0.1uFに大きくして見る(出力段のダンピングを強化)

オシロがあれば、各部を指で触ってみて発振が止まる(敏感な)所を探して対策が早く進むのですが・・。


なお、トランスの容量の件はピーク10Wで音楽を聴くような使い方では、少し電流を減らせば問題ないと思います。
(クリップ出力で連続運転はできない)
AC5A定格ではDC3A弱位までなので、温度上昇を見てアイドリングを減らす必要があります。
FETは二乗特性なので、アイドリングの4倍(6A)まではA級動作します。
 

配線の質問:写真に記号の追加

 投稿者:尾辻 秀章  投稿日:2018年 1月17日(水)17時38分46秒
  flip-flop さんへ   尾辻より

ご指導、ありがとうございます。
先ほど添付した画像に、記号が落ちていましたので、再送します。
よろしくお願いします。
 

そもそも電源容量が不足しているのでは?

 投稿者:尾辻 秀章  投稿日:2018年 1月17日(水)16時05分24秒
  Sanchez さんへ
   尾辻より

コメント、ありがとうございました。

横から失礼します。お使いのトランスの容量はACで5Aなのでしょうか?
・そうです。

だとしたらDCでは3A弱しか供給できないと思います。アイドリング0.4×4=1.6Aが準A級だったとしても片チャンネルのピーク電流も供給できるかどうか微妙です。電源容量が足りないからといって発振するわけはありませんが、片チャンネルなら安定で両チャンネルだと正常動作しないのは電源のせいではないでしょうか。
・そうですか。私も今回の製作に当たり、色々と部品を探したのですが、タムラのトロイダルトランスなどの大容量トランスが入手出来ず、今回のトランスになりました。ヒートシンクにしても、既にメーカーは廃業しておられて、辛うじて入手したものです。

柴田氏のアンプは8Ωで超A級でも、4ΩではAB級動作、BTLで2Ω動作だとさらにお寒いことになります。1.6Aのアイドリングでもかなりの発熱があると思います。しかも仮に電源を増強したとしても、アイドリング1.6Aでも2ΩならA級動作範囲は約2.5Wです。
・とすると、メーカー製で1Ωや2Ωでの表示をしている機種は、やたらと大きな電源容量だということですね。

A級BTLは今回の回路では見送られてはいかがでしょうか。
・ ハイ、考えています。まだ、正式には妻に聴かせていませんので、彼女からOKが出ればやめるかも。(軟弱!)

ただ、flip-flopさんは、V-FET+MOS-FETのA級BTLと言うあり得ない(?)構成のアンプに私が挑戦しているので、応援して下さっていると感じています。実際今回使用したFETは、1989年に窪田氏の記事が出て直ぐに若松通商さんが100ペアーを売り出されたときに、即20ペアー、計80個を購入した物で有り、チョイと試しに、と言うレベルではありません。でも、無理をして今出ている音が再現できないのも困りものと思っています。

私の知識や技術で上手くいくかどうか分かりませんが、もう少し指導を受けてみようかと思っています。
 

配線の質問

 投稿者:尾辻 秀章  投稿日:2018年 1月17日(水)15時20分58秒
  flip-flop さんへ

深夜のご教示、ありがとうございます。ご質問に答えさせて頂きます。

1:SPK出力への配線はどこに行っていますか?
2、0.033uF (Zobel)のGNDはどこですか
4、バイアス回路のGNDと電源GNDはどこで配線されていますか
 写真1は1号機のSP端子近傍を拡大した写真です。緑の線は、FETのソースからの配線で、ラグ板の茶色が0.033μFで、SPのマイナスもここに配線しています。このSP端子の共通点からスズメッキ線で電解コンデンサーの中央に配線しています。トランスの中点もここに接続し、ここから星印のナットに接続したアース端子にスズメッキ線で接続しています。
 バイアス回路のGNDは、プリント基板を固定するビスナットに接続したラグ版に落としています。左右別々にラグ板に配線しています。
 なお、写真では、電源ダイオードに小容量コンデンサーを予めダイオードに並列接続するのを忘れたので、後で追加配線しました。お見苦しい、お恥ずかしい配線です。これも、ヒョッとしたら無い方が良いのかなとも思ったりしています。

3、以前47uF位のパスコンを付けてはどうか、と提案したパスコンのGNDはどこでしたか?
 写真2は写真1と同じ1号機です。光が十分ではないので、見にくいのはお許し下さい。
 右の星印が今回増設した47μFの電コンで、ラグ板の端子を介して三角印の黒の線で、左のSPの共通アース端子と電解コンデンサーの中点を結ぶスズメッキ線に接続しています。
 実はパワー段の一番右側のFETの電源の配線に1μFのフィルムコンデンサーを並列接続して、+-を共通で上記と同じスズメッキ線に接続しています。つまり、写真2の電解コンデンサーの上には、パワー段前段からのアース線2本と47μFからのアース線の4本、計6本の黒いアース線が存在しますので、写真1に比べると複雑になっています。

?5、BTLで発振した時は負荷はOPENですか、これの外部に何か繋いでいましたか?
 入出力ともにオープンで計測しました。

?・全体にGNDの引き回しがよく分かりません。?MOS出力石のケースはソース(出力)なので、ヒートシンクとの浮遊容量が大きいのですが、?このリターン電流の行方が追えないのです。

大体以上のような状況です。

ご指導、よろしくお願いします。
 

そもそも電源容量が不足しているのでは?

 投稿者:Sanchez  投稿日:2018年 1月17日(水)09時54分13秒
  尾辻様
 横から失礼します。お使いのトランスの容量はACで5Aなのでしょうか?だとしたらDCでは3A弱しか供給できないと思います。アイドリング0.4×4=1.6Aが準A級だったとしても片チャンネルのピーク電流も供給できるかどうか微妙です。電源容量が足りないからといって発振するわけはありませんが、片チャンネルなら安定で両チャンネルだと正常動作しないのは電源のせいではないでしょうか。
 柴田氏のアンプは8Ωで超A級でも、4ΩではAB級動作、BTLで2Ω動作だとさらにお寒いことになります。1.6Aのアイドリングでもかなりの発熱があると思います。しかも仮に電源を増強したとしても、アイドリング1.6Aでも2ΩならA級動作範囲は約2.5Wです。A級BTLは今回の回路では見送られてはいかがでしょうか。
 

配線の質問

 投稿者:flip-flop  投稿日:2018年 1月16日(火)23時14分6秒
  尾辻さん、詳しい情報を上げてくださったので状況が分かりやすくなりました。
まだ不明な点がありますので、追加情報をお願いします。

1、SPK出力への配線はどこに行っていますか?
2、0.033uF (Zobel)のGNDはどこですか
3、以前47uF位のパスコンを付けてはどうか、と提案したパスコンのGNDはどこでしたか
4、バイアス回路のGNDと電源GNDはどこで配線されていますか
5、BTLで発振した時は負荷はOPENですか、これの外部に何か繋いでいましたか

全体にGNDの引き回しがよく分かりません。
MOS出力石のケースはソース(出力)なので、ヒートシンクとの浮遊容量が大きいのですが、
このリターン電流の行方が追えないのです。
 

バイアス回路の不調

 投稿者:尾辻 秀章  投稿日:2018年 1月16日(火)21時21分57秒
  flip-flopさん、ぺるけ さんへ   尾辻 秀章より

 お世話になっています。
「バイアス回路の不調」として投稿してアドバイスを頂いたのですが、もう少し情報を共有しては如何かとのご意見を頂きましたので、改めてご教示頂くことにしました。我流で工作精度も低く、とても皆様に見て頂く程の出来ではありませんが、Case Study として提示させて頂きます。よろしくお願いします。

 そもそも今回の“V-FET+MOS-FETカスコード接続0dB無帰還A級BTLパワーアンプ”を作る切掛けは、昨年夏に購入したスピーカーを妻に聴かせたところ、「オーケストラのクライマックスの大音量時に楽器が団子になって、分離して聴こえない。」と駄目出しされたことに始まります。その時に使用したメインアンプは300Bシングルでしたので、私は出力不足が最大の原因と睨んで、今回の製作が始まりました。SPの音圧は90dB、4Ωです。

 コンセプトは
1:A級BTL(ラ技 橋口住久氏、YAMAHA B1等)
2:V-FET+MOS-FETカスコード接続(MJ 窪田登司氏)
3:無帰還(MJ窪田登司氏、柴田由喜雄氏等)
4:増幅度は0dB(MJ窪田登司氏、柴田由喜雄氏等)
の4点です。0dBにしたのは、SPの能率が以前使っていたコンデンサー型SPよりも良いので、CDプレイヤーのXLR端子から直接繋いでも十分な音量が得られ、ヒョッとすると敢えて増幅する必要がないかも知れないと思ったからです。もし、増幅が必要なら、以前購入してまだ作っていなかった真空管式プリアンプをバランス仕様にして使おうと思っていたのです。CDプレイヤーはRCA出力でも、XLR出力でも出力端子にコンデンサーが使われていて、DC漏れがないと確認していますので、入力にはコンデンサーは使用していません。
 9月から部品集め、製作を始め、ご相談したときのバイアス回路は3つ目でした。電源トランスは20V 5Aの容量で、ゲート抵抗は470Ω、ソース抵抗は0.47Ωです。シャーシアースは電解コンデンサー中央の直下と、入力のバイアス回路近傍の2カ所としました。ケースはラックマント用の物ですので、通常の配置、配線とは大きく異なります。

 電源(図1)は無線と実験2017年6月、7月の柴田由喜雄氏の「超A級無帰還20W DCパワーアンプ」に準ずるものです。氏の回路で一番気に入ったのは、ヒューズの位置です。このヒューズの前からバイアス回路に電流を供給すれば、パワー段の電流を気にせずに、バイアス回路を独立してテスト出来ます。20V端子を用いると、電源電圧は26V程度になりました。
 バイアス回路もパワー段と共通で、電圧が同じですが、これは特に問題は無いですよね?


図2は2号機の写真です。ヒートシンクの片側の上下に+側のV-FETとMOS-FETを組み込み、もう一方にも同様にー側のV-FETとMOS-FETを組みました。ヒートシンクの片面にソースの0.47Ωを、反対側にゲートの470Ωを配線しました。これが4パラ、二組で片側のBTLアンプになりますので、もう一台これと同じ物を作りました。

 今回の製作で最もお教え頂きたいのが、ヒートシンク周りの配線です。写真の赤が+電源、下側の青と上側の緑がー電源、剥き出しのU字型のスズメッキ線がSP出力でこれらは左側のそれぞれの部位に接続しています(写真では左側のSP端子はまだ接続していません。)。黄がゲートで、右側の入力側に接続しています。いずれもスズメッキ線1本をラグ板の端子の穴に通して配線しています。ご覧の通り、入力側の黄のゲートの配線と、出力の配線が長く平行であり、同時に電源の配線も平行になっています。ここが最もまずいのかとも思っていますが、この方法でなければどのような配線法が良いのでしょうか?そもそもラックマウント型のケースを選択したのが、間違いだったのでしょうか?

 抵抗だけの最初のバイアス回路では上手くいかなかったので、ダイオードを併用し、VRの値を小さくした第2のバイアス回路に変更しました。素子の選別は行っていませんので、V-FET+MOS-FET毎のばらつきがあるのも分かりました。条件にもよりますが、ドレイン電流は最大25%のズレを示した場合もありましたが、安定したときの誤差は10%以下で、期待の持てるデータでした。また、BTLでもそれなりに鳴っていました。この回路の最大の弱点は、入力のRCA端子に電圧が出現することです。直流的には調節できても、交流的には+側とー側のバランスが取れていません。最終的に採用できる回路ではありません。

 第3の回路として、入力に2SK215と2SJ78のMOF-FETを用いたバイアス回路にしました。最近、無線と実験に精力的に執筆しておられる柴田由喜雄氏の回路を簡略化した物で、先日これについてご相談させて頂きました。


 上記の第3のバイアス回路は、片チャンネルのみの動作では音質的にも良好で、「これでいいや!」と思わせるほどです。
 以前、これで終わりにしようと思ったのは、やはりCDプレイヤーからの直の信号では増幅度が足りないので、別途製作した 12AU7 SRPP x4 のバランスアンプの12AU7のうちの1本が上手く機能しなくなってしまって、バランス接続が出来なくなったからです。以前はキチンと再生できていたのですが、何かがおかしくなったようです。実際にBTLアンプとして大音量で鳴らすためには、このアンプを利用しなければなりませんので、それで「もーいいや。」と思ったのです。パワー段の片側で鳴らす場合には、12AU7 SRPP を2本使って、通常のステレオ仕様として使っています。今回のパワー段がうまく機能すれば、もちろん12AU7 SRPP バランスアンプも調整しなおします。

 画像や図が少なくて分かりにくいかも知れませんが、状況がご理解頂けましたでしょうか?

 現状は写真のケースの片側のパワー段だけを使用して、2台でステレオにしています。つまりBTL仕様ではなくステレオアンプの左右として使っています。12AU7 SRPP も普通のステレオ仕様として使用すると、ノイズも極小で、RCAピンジャックへの漏れ電流もなく、良い音で鳴っています。私がオーディオフェアーで聴いたスピーカーのイメージに近く、十分に満足できるレベルと感じています。しかし、flip-flopさんに背中を押して頂いたように、40年以上前に構想したBTLアンプが実現できていないのは、やはり残念です。場合によっては、ケース内の片側のパワー段を別のケースに入れて“無理矢理BTL”にでもするかとも思っています。

 配線法については、“駄目出しの嵐“だと思いますが、ご教示のほど、よろしくお願い致します。
 

【完成報告】6DJ8全段差動PPミニワッター2017

 投稿者:HEX  投稿日:2018年 1月16日(火)17時33分0秒
編集済
  部品を頒布していただいた6DJ8ミニワッターが完成しましたので、お礼と報告に伺いました。
待ちきれず、金曜に受け取ったらすぐに作業をはじめて、本日完成いたしました。

パソコン横の6Ωスピーカーとベッドサイドの8Ωスピーカーで切り替えをしたかったので、後ろの8個の穴は4Ω系端子と8Ω系端子で4個ずつ使用し、天板にRCA入力をつけてみました。
作りやすい作業手順のお陰でミスもなく一発動作し、ベースブースト、スピーカ切り替えまで問題なく動作しています。
特に天板にボリューム調整用の穴をあけて、ケース横にテスタポイント入れることでこんなにも調整が楽になるものかと感動しています。
6N6P平衡型のときは調整に苦労しましたので(^^;

しっかりと定位の取れた真空管らしい暖かい音に、作ってよかったと実感しています。

どうもありがとうございました。
 

RE:ヒーターアース

 投稿者:ほうほう  投稿日:2018年 1月15日(月)20時44分6秒
  ぺるけさん、かつさん、さっそく、アドバイスしていただきありがとうございます。
図までつけていただき、感激です。交流点火のヒーターバイアスの意味もよくわかりました。
簡単にはいかないが、一工夫する余地があるということですね。
いろいろ試してみたいと思います。助かりました。
 

RE:ヒーターアース

 投稿者:ぺるけ  投稿日:2018年 1月15日(月)20時02分39秒
  消費電流(用途)によっては半波倍電圧整流や3倍、4倍もアリですね。




 

RE:ヒーターアース

 投稿者:かつ  投稿日:2018年 1月15日(月)19時10分22秒
  図のように、半波整流で重ねればできるんじゃないですかね?
ただ、負電圧の立ち上がりが遅くなるのと、リップルが増えるであろう事がありますが。
 

RE:ヒーターアース

 投稿者:ぺるけ  投稿日:2018年 1月15日(月)10時28分9秒
編集済
  6.3V+6.3Vを倍電圧して-33Vを得て、同時に6.3V巻き線でヒーターを交流点火すると、下図のようになりますね。
トランスの巻き線の一端がすでに-16.5Vのバイアスが与えられた状態になっています。
もし、ヒーター巻き線のどちらかをアースにつないだら、倍電圧整流回路の一部がショートして、ダイオードが吹き飛ぶか、コンデンサが破裂します。

交流点火したヒーターから生じるハムを防ぐには、最低でもヒーター巻き線の一端をアースし、ベストはプラスの電位を与えることですが、この回路では逆にマイナスの電位を与えることになるのでヒーターハムは増加します。
出力管はそれでも大丈夫だと思いますが、初段管は許容範囲を超えたハムが出るかもしれません。
その程度は、初段にどんな球を使うか(ヒーターハムが出やすい球、出にくい球があります)、初段がどんな回路であるか(ヒーターハムが出やすい回路と、出にくい回路があります)で大きく変わります。
うまくゆけばハムは出ませんし、へたをすると我慢できないレベルのハムが出ます。

倍電圧整流ではなく、巻き線の一端をアースできる半波整流ならば可能ですが、得られる電圧は-14V程度でしょう。
ヒーターハムのリスクを下げたいのであればアンプの回路方式を見直すか、別の方法を考える必要があります。

 

バイアス回路の不調

 投稿者:尾辻 秀章  投稿日:2018年 1月15日(月)09時00分29秒
  flip-flop さん、ぺるけ さんへ   尾辻より
 ご教示、ありがとうございます。
 確かに、情報共有という面では不十分ですね。夜にもう少し情報を提供して、色々とお教え頂きたいと思います。長くなったり、私の個人的な意見が入るかも知れませんが、その点はご容赦下さい。
 

ヒーターアース

 投稿者:ほうほう  投稿日:2018年 1月15日(月)00時07分37秒
  アンプ作りの初心者です。
ヒーターのアースについて教えてください。

私のアンプ設計マニュアル / 基礎・応用編
電源の設計その6 (その他の電源)
http://www.op316.com/tubes/tips/b400.htm

<-33V以内> 図2に従い、6.3V巻線2つを直列にして倍電圧整流し、自己バイアス用のマイナス電源を取ろうとしています。
手持ちの電源トランスには、6.3V巻線は2つしかありませんので、ヒーターもここにつなげたいと思います。ヒーターは2つ直列にして電源トランスとつなぎます。この場合、ヒーターアースはどこにつなげばよいのでしょうか。
 

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