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RE:動作確認方法

 投稿者:ぺるけ  投稿日:2018年 3月 9日(金)10時56分13秒
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  (1)専用基板ならともかくユニバーサル基板やポイントtoポイント配線の場合だと
テスターの抵抗レンジであらゆる接続点間をチェックして0Ωであるべきところ、
0Ωではいけないところを確認する。

これはとても良い方法なので、私もやっていますしみなさんにも是非実践してほしいと思います。

(2)安定化電源やミニスライダック(50VA)で徐々に電圧を上げてます。

これは、私が設計した回路についてはやらないで欲しいです。何故かと言うと、回路によっては設計値よりも低い電源電圧では異常な動作をするものがあったり、特定の部品に定格を超えるストレスがかかるからです。また、異常電流が十分に流れずにせっかく入れたヒューズが切れずに回路を保護してくれないということも起きます。いくつか具体例を挙げます。

トランス+真空管バッファ式USB DAC Type2(6DJ8)の場合
電源電圧は15Vですが、定電圧型のDC-DCコンバータを使っているため、9Vで正常動作に入ってしまい高圧電源は正常動作します。つまり電源電圧を徐々に上げる意味がありません。ところが、ヒーター電源には9Vしか供給されませんから真空管は中途半端に温まった寝覚めの悪い状態のまま高圧が印加されることになります。

トランジスタ式ミニワッターPart5 19V版の場合
このアンプは供給される電源電圧が一気に上昇した時、まだリレーはOFFの状態なので12Ω1Wが保護抵抗となってアンプに突入する電流を抑制しています。12Ωの瞬間的な消費電力は10Wにもなり、そのままですと収束しても3W程度で定格を完全にオーバーします。12Ωの温度が上昇する前の0.5秒以内にリレーがONになって12Ωを負荷から開放します。電源電圧を徐々に上げてゆくと、リレーがOFFのままで12Ωに過大な負荷がかかる時間が長くなり、非常な高温になるだろうと思います。ハンダが溶ける寸前くらいまではいくでしょう。

私は、電源が普通にONになったとして回路内の部品ひとつひとつが時間とともに回路動作がどうなってゆき、どんな負荷がかかるかを解析して設計・検証しています。電源供給電圧が中途半端な値で長く続いたり時間をかけて徐々に上昇してゆくことは想定していません。そのような試験をされる場合は、回路がどんな振る舞いをするのかを考えて、安全を確認した上で行ってください。


 
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