新着順:31/15846 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

Re: RE:音質の不思議

 投稿者:ぺるけ  投稿日:2020年 1月13日(月)11時53分11秒
  通報 返信・引用 編集済
  私の作例が選別を必要とするのは、調整の負担を下げることが主たる目的で始まりました。


だいぶ前にSONYの半導体調達システムを作ったことがあります。
例えば2SC1815のGRランクのhFEは200~400と大雑把ですから、これでも設計でカバーできる場合と具合が悪い場合とがあります。半導体を購入するメーカーは、2SC1815-GRで商社に発注する場合と2SC1815-GRでhFEが260~300のもので発注する場合とがありました。
ところがトランジスタはhFEの希望値を狙って製造することができません。いろんなhFEのものが出来てしまいます。GRの需要ばかり多いとYやBLが余ってしまうし、260~300ばかり売れても同じ問題が起こります。

製造された在庫と需要の偏りによるバランスの崩れは、長期的にみると半導体ビジネスのコスト高を引き起こすので、それを予測して供給側と商社と購入側の三方に情報を提供して設計まで踏み込んだ需給バランスを最適化するシステムを頼まれたんです。

秋月電子で売られている2SC1815-YのhFEはひと頃220付近に集中していました。おそらくその指定をした注文の余りが秋月に流れたんだと思います。私のところで頒布している半導体は商社から購入していますが、同じようなhFEの偏りが見られます。商社はダブついた在庫から売ろうとします。

メーカーはhFEを選ぶことができますが、メーカーの余り物を購入している私たちは選ぶことができません。
購入したものから希望値のものを選別しようとしても、すでに偏った一群を買っていることが多いのでまんべんなく分布しているわけではありません。

私の経験値では、
トランジスタ・・・ほとんど全て偏ったお余り。
2SK30A・・・Idssで偏っているので4mAがほしくても1袋(200本)から1本も取れないという悲劇が起こる。
2SK117、2SK170・・・まんべんなく分布。
 
》記事一覧表示

新着順:31/15846 《前のページ | 次のページ》
/15846